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第二話「逆転連鎖の街角」 二日目 法廷パート前半
〜北木 滝太の“真実”〜 | |
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あの医者はな! インチキ医者だったんだよ! |
ゆさぶる |
ダレかが思い知らせて やらなきゃならなかったんだ! |
ゆさぶる |
半年前、入院したとき、 アイツはオレの手術に失敗した! |
ゆさぶる |
しかも、そのまま、 ダマって退院させやがった! |
ゆさぶる |
おかげでこっちは、 また手術のやりなおしさ! |
ゆさぶる |
あの日、やっとそれがわかったんだ。 ユルせるワケ、ねえだろ! |
ゆさぶる |
だからオレは、あの夜。 あのヤローのトコへ行ったのさ! |
ゆさぶる |
〜事件当夜・目撃したこと〜 | |
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その夜。ワタクシは買い物の帰りに その公園を通りかかった。その時! |
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屋台を引いた男が目に入ったのです。 そして、向き合う、もうヒトリの男。 |
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ハッキリ見えましたよ。男は、 まちがいなく被告席のヒトでしたね。 |
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男は、手に持った…そう。 ピストルを屋台の男に向けたのです。 |
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そして、一発の銃声が。真正面から、 屋台の男のおでこを打ち抜いたッ! |
つきつける→宇狩輝夫の解剖記録 |
〜事件当夜・目撃したこと2〜 | |
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ハンニンがピストルを向けたとき、 ワタクシは、行動に出たのですよ。 |
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「キミタチ、ヤメタマヘッ!」 凛として、そう叫んだわけです。 |
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その声に、被害者はこちらを見た。 その瞬間、一発の銃声が。 |
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ヒキョウなるハンニン…被告人は 発砲後、恐ろしくなったようです。 |
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そのままピストルを投げ捨てて、 すたこら逃げていきましたよ。 |
つきつける→ピストル→モンダイあり→小刀 |
〜目撃から通報まで〜 | |
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ハンニンが逃げるのを止めることは できませんでした。 |
ゆさぶる |
現場を離れてはいけない… ワタクシは、そう思ったのです。 |
ゆさぶる |
だから…そう。携帯電話で 警察に通報しました。 |
ゆさぶる |
10分後。警察が到着するまで、 現場にはダレも来ませんでしたね。 |
ゆさぶる→はい |